株式会社照和

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2022.04.28
  • ケアプラン照和ブログ
先は長くないと宣告されたA様の話。

今まで元気にデイサービスへ通っていたA様が、今年、脳出血を発症し脳神経外科に入院しました。

家族のことが大好きなA様はコロナウイルスの影響で家族とも会えず、気力を徐々に失っていきました。

脳出血の治療は点滴だけで済み、病状は良くなっていましたが、入院中に2回の誤嚥性肺炎を起こし、食事がとれない状態が続きました。

約2ヶ月が経ち、病院から退院の話が出ましたが、その時点では口から食事がとれない状態でした。

退院に向け病院のスタッフが口から食べる訓練をして下さり、お粥なら何とか食べられる様になりました。

医師から施設の入所を勧められましたが、あまり先が長くないと言われたこともあり、家族会議で自宅に連れて帰る決心をしました。

奥様はじめ、ご家族みんなが協力的でした。介護サービスの訪問看護、訪問介護、福祉用具を導入しました。また、医療保険で訪問診療もお願いしました。

退院した頃は自分で体を動かず事が出来ず、床ずれの心配がありましたが、ご家族の協力と介護サービスの利用で今では体を支えるだけで車椅子に乗り移れる様になりました。

4月からはデイサービスを再開し、顔馴染みの方との交流が楽しめる様になりました。食事も常食が食べられるようになり、ご家族から喜びの声が聞かれています。

 

介護サービスの利用やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

私たちは「人間性の向上」と「支え合い」を貫きます。

 

投稿者:乾 恵美