地域包括支援センターからのご依頼でご支援に関わらせていただくこととなったS様。

既に当事業所のデイサービスを体験利用され、「また行きたい。お風呂が気持ちいい！」とご希望されておりました。

しかし、その後に体調不良。妻の体力では継続的に受診に連れていけず、ご自宅ではお風呂にも入れずベッドで横になって過ごす日々でした。

「すべてが思い通りにいかない…。」

本人もストレスが溜まり、そばで支えている奥様も不安を募らせていました。

現状から、早急な生活体制の立て直しが必要と判断をしました。

ご希望のデイサービスの利用の調整を行いつつ、かかりつけの医師に今後の受診先の相談をしていただくよう、奥様にお願いをしました。

結果、デイサービスを利用し始めたことで体調が安定。

運動してお風呂に入り、心身ともにリフレッシュ！他の利用者や職員との交流によって自宅でも自主的に運動をしたりと、生活リズムが整いだしました。

受診に関しても送迎対応可能な医療機関への紹介となり、ご本人が直接医師に相談できるようになってひと安心。

ご本人の様子を見て奥様もホッとされ、「色々と整えてくれてありがとうございます。」と感謝の言葉をいただきました。

新たな在宅生活の第一歩のお手伝いができたと実感できた瞬間でした。

ご本人とご家族、そして早急に対応してくださった各事業所様には本当に感謝しております。

今後も必要に応じてサービス調整等を行い、ご本人が安心して過ごせるよう努めてまいります。

私たちは、「人間性の向上」と「支え合い」を貫きます。

投稿者：黒田 敏行

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