皆様、日頃より大変お世話になっております。

今回は「ご家族様への支援内容」をご紹介致します。

【継続する支援】

●「たまにはおじいちゃんを散歩に連れて行ってあげたい。」と話すご家族に対して、ベッド・車椅子間の安全な移乗方法をレクチャーしました。ご家族様から「この間、おじいちゃんと車椅子で近所を散歩しましたよ。」とご報告をうけました。

●認知症の症状により動作指示が上手く伝わらない状況について「言葉＋視点を合わせる」方法をお伝えしました。

例）トイレの便座に座っていただく際に、座面を指してご利用者様に確認していただく方法。または、ご利用者様に直接触れていただき視点を合わせる方法です。ご家族様より「それならできそうです。やってみます。」と話を受けました。

●「便の拭き取りが上手くできないんですよ。」と話すご家族様に対して、洗浄ボトル（食器用洗剤のボトル等）を使用して、お湯で洗い流しながら拭き取る方法を提案しました。すぐに洗浄ボトルを用意して下さり、ご自宅で試されていました。

【改善が必要な支援】

●ご家族が（息子様）がご利用者に対して「ほら！早く起きろよ！」と強い口調で話す場面がありました。こちらから「体が動かないので、あまり言わないであげて下さい。」と話すと「こっちは忙しいんだよ！」と不快な思いをさせてしまった事がありました。

対策として、ご家族に対してはこちらの考えを押し付けるのではなく、家庭環境やご家族の想いをきちんと把握した上で声をかける事、提案する事をルールとしました。

「一つの提案ですが・・・。」「ご家族のお体も大切にしてくださいね。」等、言葉を付け加える様に心がけています。

ご利用者・介助者の状況に合わせて、事故が起こりやすい場面などを想定し、より安全な介助方法を考えています。

「活動内容」

その１　利用者の「不安」を「安心」に変える生活改善を行います。

投稿者：　岡本　尚樹