株式会社照和

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2022.10.28
  • デイホーム照和ブログ
ほほえみの咲く場所🌼

秋冷日増しに厳しくなる今日このごろ。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は「ご利用者の心と向き合った支援内容」をご紹介致します。

 

アルツハイマー型認知症の(独居)A様

ある日「足が痛くて歩けないの。」と話があり、痛みが続いていました。病院を受診された結果「腰の圧迫骨折」と診断され、そのまま入院となりました。

退院後は筋力低下があり、独居の方なのでご家族様も自宅での入浴に不安がある事から、デイホームで入浴支援を行う事となりました。入浴のお誘いをして1度は入っていただきましたが、羞恥心が強い方でご本人の意向により2回目の入浴支援に繋がる事はありませんでした。その際、従業員は「家族の方も自宅でお風呂に入っていて、もし事故があった時の事を心配しています。」「週に1回からでもいいので入っていきませんか?」等の声掛けを行いました。すると、毎回休まず利用されていたA様が2回続けて利用を休まれました。電話で休みの連絡を受けた際に「デイホームに行くとお風呂に入らなきゃならないでしょ。」と話されていました。結果、入浴支援へのお誘いがご本人にとって負担になってしまった場面でした。

ケアマネジャーに状況を報告し「ご自宅で入浴ができる様に福祉用具を検討してみます。今後自宅での入浴が難しくなってきた際には、改めて検討します。」と話を受けました。ご本人に不快な思いをさせてしまいましたが、職員間でA様の気持ちを考え入浴支援を中断し、もう一度A様が安心して利用できる環境を作ろうと話し合いました。会話の中で「入浴」というワードが出なくなった事が心の負担の軽減に繋がり、現在もA様は「ここに来ると安心します。」「デイサービスに行くのが唯一の楽しみです。」と利用を継続して下さっています。

これからもデイホーム照和ではご利用者の心と向き合い、沢山の笑顔の花を咲かせるられる様に丁寧な支援を継続していきます。

 

 

 

 

 

 

 

「活動内容」

その2 利用者の心と向き合い、丁寧な関わりを大切にします。

 

 

投稿者: 篠﨑 将来