他の施設が気になりますか？

皆さんも、他の施設の取り組みが素晴らしく良く見えて、所属する施設でも取り入れてみようと思ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、他の施設の体制や介護実践内容は、自分自身が所属する施設で形になることはほとんどないと考えています。

なぜなら、他の施設と自分自身が所属する施設では、介護を必要とする利用者の顔ぶれが違い、働く介護職の顔ぶれも違い、更に職場方針や体制も違うということです。いきなりやってみようと思っても出来ないのが当たり前なのです。

介護の専門性とは、「基本を基に、自分たちで方法を考えあみ出すこと」です。介護の専門性を活かし、試行錯誤を繰り返すことで高齢者が満足するサービスが提供できるものなのです。

世間が言う、隣の芝生は青い！こんな落とし穴には絶対に落ちてはなりません。