株式会社照和

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2015.10.12
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一人のスーパースターより、チームの力!

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今朝、手入れをした植物は次々と葉を実らせ成長をしています。

よくある話ですが、介護の現場では利用者をサポートする上でチーム力は必要不可欠です。一人で解決できないことを解決する為に、人と手をつなぐことがチームであると考えます。しかし、チーム力は必要であると自覚していても、なぜ実現しないのでしょうか。

認知症の人と向き合う場面では、チーム内の複数の目(従業員の目)によって、様々な視点に気づきチームの成長や介護サービスの質向上に繋がっていきます。汚れた手を「洗面所で洗いましょう」と認知症の人に伝えた所、理解できずに怒り出すことがありました。ある日、水道から水を出して手を洗うことを伝えるのではなく、洗面所に温かいお湯が入った洗面器を置き様子を伺いました。認知症の人は、自ら石鹸で手を洗い始めました。ここまでに至る対応は、従業員同士のホウレンソウから生まれた対応です。

【報告・連絡・相談の必要性】

①報告(ホウ)・・・指示や命令に対して、経過や結果を知らせること

②連絡(レン)・・・自分の意見を入れずに、情報を関係する人に伝えること

③相談(ソウ)・・・自分の意見を述べ、相手から参考意見などを伺うこと

ホウレンソウができていると、誰もがチームの輪を意識するようになるものです。できていない時は、従業員のやる気が低下したり、その延長には職場環境に嫌な空気が漂います。

チームと称して多くの人が関わっていても、人と人が互いに繋がりを持たなければチーム力は実現されません。うまくいかないことが悩みになっているのであれば、まずはホウレンソウを徹底的に実施してみることです。