株式会社照和

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2015.11.11
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五感を刺激して、行為につむぐ。

11月9日(月)「高根沢町障害児者生活支援センター すまいる」のお子さんたちと、先生方が遊びに来てくださいました。

デイホーム照和の教室で、歌や踊りを披露してくださり、ご利用者、職員ともに楽しい時間を過ごすことができました。それぞれのお子さんたちが、歌や踊りを披露するまでたくさん練習し、見てもらう人が喜ぶように一生懸命努力してきた背景が想像できるような催し物でした。

介護サービスを受ける方々への対応方法の一つとして、「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を刺激し、行為につむぐ(つなげる)。」という手法があります。例えば、フロアに造花が飾ってあるとします。ご利用者は、その花を見て「きれいだな。」という感情をもちますが、変化がない造花に対してそれ以上の行為にはつながりません。一方、花瓶に生花が飾ってありその花がつぼみをつけたり、きれいに咲いていた花が枯れてしまうことでご利用者は、花瓶の水を入れ替えたり、茎を切るなどの行為をするために自然と足を運ぶことになります。

また、赤ちゃんと触れ合うことは「触ると柔らかい」「見た目がかわいい」「ミルクのいい匂いがする」といった五感が刺激され、普段、生活意欲がなかなか見出せない方も笑顔になったりするケースがあります。これが「五感を刺激し、行為につむぐ。」ということになります。

今回のすまいるさんとの交流は、例に挙げたように五感を刺激し、ご利用者の笑顔が増えたり、自然に拍手をするなどの行為につながる楽しい交流となりました。

すまいるのみなさん、交流の機会を作ってくださりありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します!

熱血介護担当  高橋 良

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