2016.09.07
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関わり→発見→安心★
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皆さんこんばんは✨
今日は日々の介護の中での発見をご紹介します。
お年寄りの方はついさっきのことは覚えていなくても、昔のことはよく覚えているということがあります。照和を利用されている認知症のA様は認知症の短期記憶障がいがあり、1分前の出来事を脳に記憶して留めておくことやそれを思い出すことができません。
もちろん照和を利用されていることも、職員の顔も覚えていません。そのため、見覚えのない場所に来ているA様は常に不安で落ち着きません。
そんなA様ですが、照和に来られたときに「さーて、猫が見えるところにでも行くかな。※北側の窓から猫が見えます。」、「ここのお風呂は温度が一定だからいつでも気持ちいいよな。」などと、1ヶ月に1度程度ではありますが照和での出来事を覚えているような言動がみられるときがあります。
短期記憶障がいがあっても、同じ関わりをコツコツと積み重ねることでそれが脳の片隅に記憶として残るのだと、新たな発見をした瞬間でした。「どうせ、認知症だから覚えていないよな。」と少しでも思った自分が恥ずかしいですが、関わり続けることでA様の安心感に繋がることを信じ、認知症介護を追求していきたいと思います。
話が長くなってすみません(*_*)
皆さん、台風には十分にご注意くださいね。
★熱血介護! 高橋良☆