【活動テーマ】

～利用者に楽しみの場を提供し、認知症に対する悩みを減らします～

新緑が綺麗な季節になってきましたね！

送迎中、窓の外の景色を楽しみながら「どこのお庭も綺麗だね。あれは何の花かな？色が良いね。」と、皆さん穏やかな表情を浮かべています。

デイホームの庭に咲いている花や花瓶に生けてある花たちは、利用者様が持ってきて下さったお花です。

花が好きな方が多く、デイホームはいつも生花で華やかです。

綺麗な牡丹もいただきました。

草むしりや植え替え等、庭の手入れも皆さんで楽しんでやって下さり、とてもありがたいです！

認知症の利用者様の中には、思いや要望等をうまく言葉にできない方もいらっしゃいます。

意思疎通が困難な利用者様の満足度を測る基準として、表情と向き合い判断しています。

昔の曲を歌いながらハーモニカで演奏していると、興味を持ったA様が歌っている輪の中へいらっしゃいました。

いつもは、表情が乏しく意思疎通が難しいA様ですが、歌の本を見ながら声を出して歌われ、ワハハと声を上げて笑い、楽しそうな表情をされました。

A様の笑顔を初めて見る事ができて、とても嬉しい瞬間でした。

「辛い表情をされていないか？」「痛い表情をされていないか？」の確認を行い、そういった表情が見られた場合は、支援内容の見直しを行っています。

今後も、言葉や表情、しぐさ等から、その背景を考え、利用者の心と向き合い、丁寧な関わりを大切にしていきます。

投稿者：介護職員　鳥海　裕子