今回は利用時に活気がない様に感じた男性利用者（Aさん）の支援をご紹介します。

Aさんは利用当初、他の利用者との関わりも少なく、従業員との対話でもうなずく程度で、あまり活気がない印象を受けていました。

送迎時に家族から、「お父さん、昔、自転車に乗っていたんですよ。」という情報をいただき、当ホームで活用している「足漕ぎペダル」を使った足の運動にお誘いしました。

Aさんは嬉しそうに運動を始め、この事をきっかけに数字版盤を使用した脳の体操や他利用者・従業員と会話をする事も多くなり、利用当初と比べて活気ある姿が確認できる様になりました。

当ホームでは、送迎時に家族から生活状況を教えて頂く事やご家族の様子変化の把握に努め、従業間での共有・対策に力を入れて取り組んでいます。

家族からの大切な情報をヒントに、利用者のこれまでの生活状況や環境に合わせた支援を行い、利用者・家族の気持ちと向き合っていきます。

【デイホーム照和の活動テーマ】

認知症予防の関わりと」認知症の人が困らない生活を応援します！

投稿者：介護職員　小田戸　真弓