沢山の秋を感じられる季節になりました！デイホーム照和でも、様々な秋のイベントを楽しんでいます。先月の１５夜に続いて、今月は１３夜を行いました。「１５夜はススキ５本。１３夜はススキ３本。あげるんだよ。」「『片見月』は良くないよ。」と大先輩の皆さんに習わしを教えてもらいながら、皆でお月見を楽しみました。節の行事や風習が薄れてしまっている現代の私たちにとって、知識を教えて頂ける貴重な時間にもなりました。昔を回想されながら、私達職員に教えて下さる姿を見ると、私達も継承していきたいと思う瞬間でもありました。

デイホーム照和から、車で５分の場所にコスモスを一望に楽しめるグリンパークがあります。秋風の心地よい晴天日に、利用者と一緒にコスモスを見に出かけました。「昔は、子供を連れて良く遊びに来たよ。」「ここでバーベキューをしたんだよ。」「コスモスなんて何年ぶりだろう。」と各々にコスモスの花を楽しみながら昔の事を思い出されていました。コスモス畑を皆で歩き、新鮮な空気を吸ってよい運動にもなったようです。

利用者から「ハロウィンをやろうよ。」とお誘いを受け、利用者と一緒に準備をして、お部屋を一緒に飾りました。「綺麗に飾れたね。楽しくなってきちゃった。」「ハロゥイン初めてだよ。」と準備の際も皆さんで大盛り上がり。「昔は『ぼうじぼ』をやって、子供たちがお菓子を貰いに来たよ。可愛かったよ。」と教えてくれました。「日本版ハロウィンだね。」とここでも懐かしい話がたくさん出ていました。

皆で記念写真を撮りました。「両手に人形を抱えて写真とってもらって、楽しかったよ。」「とても楽しくていっぱい笑ったよ。」「嬉しくて涙が出ちゃった。」童心に戻られたような弾ける笑顔を沢山見せてもらいました。昼食のデザートは、かぼちゃの寄せ物。発起人である利用者さんが工夫を凝らしく作ってくれました。

これも大好評。「美味しくて、お腹ぱんぱん。」と喜ばれていました。「来年はどんな企画にする？」と、また来年の構想を膨らまされていました。

秋は楽しみがいっぱいです。楽しみの数だけ、お一人お一人の笑顔が増えています。

「デイホーム照和の活動テーマ」

～利用者に楽しみの場を提供し、認知症に対する悩みを減らします～　一人ひとりの生活習慣や好みを尊重し、自分のリズムで過ごせる様に支援します。

投稿者　生活相談員：小田戸　真弓